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技術ブログ

製作事例1) R曲げ金型の製作

こちらは、幅200R140形状のアルミ板の曲げ加工に使用する金型の製作事例です。

R140と大きく、スプリングバック量が計算できないので

試作用の簡易型でテストを実施しました。

その結果、2度のトライを経てR82の金型でR140の製品が出来るという事が分かりました。

 

このように、高橋鉄工ではこれまでのプレス金型の設計、製造ノウハウを活かして

スプリングバックを加味した金型製作も得意としています。

 

【お問合せはコチラ】

高橋鉄工では3Dモデルのみでの加工に対応しています

3Dモデルで設計して加工用の2D図面に書き換える時間を削減し、短納期対応が可能です。

 

曲げ金型とは?

材料に圧力を加え図面通りの角度や形状に曲げるためのプレス金型です。

曲げ加工にはいくつか種類がありますが、プレス機と金型を用いて圧力を加える方法が一般的です。

金型の形や、圧力の加え方を変えれば様々な形状に成形が可能です。

加工方法自体は、単純ですが、図面通りに仕上げ、質の高い加工を行うためには、

材料についての知識と高い技術が求められます。

 

スプリングバックとは?

金属の板に圧力を加えて曲げる際に、元に戻ろうとする力のことをスプリングバックと言います。

スプリングバックには、材質、板厚、加圧力、曲げ半径などの要因があり、その制御は複雑で難しい現象です。

高精度な曲げ加工を行うためには、曲げ加工を複数回に分けることで制御したり、

スプリングバックを加味して製品全体で精度バランスが良い仕上がりにしたり、熟練の技術を要します。

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